柔道耳は予防が大事

柔道耳はそのままにしておいて大丈夫?

柔道やレスリングなどの格闘技をしている方で、耳がカリフラワーのような形になってしまうことがあります。日本では柔道選手に多いことから柔道耳と呼ばれています。ここでは、柔道耳の原因や予防・治療方法などをご紹介します。

柔道耳の原因と症状は?

柔道耳はあまり聞きなれない言葉ですが、格闘技をしている方の中ではポピュラーな症状です。毎日耳への強い刺激や摩擦を受けるスポーツを続けていていることが原因で、耳の軟骨と皮膚の間に血液が溜まって耳が腫れるなどの症状が出るのが特徴です。耳に溜まった血液は自然と体内に吸収されたりもしますが、時間が経っても腫れが引かない時は、病院で切開などの処置をして血液を抜かなければいけません。このような症状はスポーツを続けることで繰り返され、だんだんと耳の形がカリフラワーのように変わってくる 「柔道耳」 と呼ばれるものになってきます。何度も同じような症状があることで、最終的には整形外科で手術を受けて耳の形を整えることになります。

柔道耳は予防できる?

柔道耳の初期症状として耳が腫れることが挙げられますが、患部の中は血液なのでとても柔らかいのが特徴です。ただ症状が出たままで冷やしたり、病院へ行って血抜きなどの処置を取らないままにしておくと、腫れた部分が徐々に硬くなり最終的に高いお金を払って耳の形成手術を受けることになります。柔道耳にならないためには予防をすることが大切です。柔道耳の予防は、スポーツ時に耳を保護することで耳への刺激や摩擦を防ぐことができます。女性よりも男性のほうが柔道耳が多いのは、女性のほうが耳を隠すように髪の毛が伸びていることや、日頃から柔道耳にならないよいうにイヤーガードやヘッドギアをして耳を保護しているからだと言われています。

柔道耳の主な治療法とは?

柔道耳も初期の段階では、血を抜くなどの処置で対応できます。ただ同じ症状を繰り返していたり、腫れたままの状態で長い間放置をしていると患部が硬くなり、結果的に整形外科での手術でしか耳を元の形に戻すことはできなくなります。男性の場合、柔道耳はたくさんの練習をしてきた証で、逆に柔道耳になっていない人の方が気にしている部分もあります。生活に不都合がなく本人がそのままの状態でも良いと考えるのであれば、耳の形は治りませんが手術は必要ありません。ただ耳の穴などが柔道耳によって塞がれてしまっていると、耳掃除やイヤホンをすることができない場合もあります。柔道耳の手術は主に形成外科で行われますが、ビジュアルを重視する方は美容外科も対応しているクリニックがあります。