柔道耳の原因

柔道耳になる原因を知って予防しよう

柔道や格闘技などをしている人の耳の形が変形しているのを見た事がある人は多いのではないでしょうか?格闘技や体を激しくぶつけるスポーツをしている人に多い変形した耳を「柔道耳」といいます。柔道耳の原因と対処を知ることで予防ができるのです。

柔道耳になる原因を知ろう

柔道耳は、「耳介血腫」と呼ばれる症状で、スポーツなどで耳に大きな衝撃や摩擦を繰り返すことで耳の皮膚や軟骨の間に血がたまり、腫れたり腫瘤になるために起こります。はじめは耳の前面が腫れてきますが、腫れを放置するとだんだんと固くなってしまい、腫れと硬化を繰り返すことで、耳が変形してしまうのです。腫れに溜まった血を切開して抜いたり、血液が体に吸収されても、スポーツなどをして繰り返し耳に刺激が加わることで耳が変形してしまいます。変形してしまった耳は、形成手術を行わなければ治らなくなってしまいます。
柔道耳はスポーツだけが原因で起こるものではなく、耳に衝撃が加わるようなスポーツをしていなくても、突発的に起こる原因不明なケースも報告されています。

柔道耳を治療する診療科はどこ?

柔道耳の治療は、一般的に耳鼻咽喉科と形成外科、美容整形外科があります。
初期の腫れの場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。腫れの中に溜まった血液を抜いて圧迫することで再発を防ぐことができます。
腫瘤になって固くなってしまったといった重度の柔道耳の場合は、形成外科を受診することになります。切開して内用物や軟骨を削ったり、手術をしてできるだけ元の耳に近い形に戻すことができます。
できるだけ耳をきれいな形に戻したい場合は、美容整形外科を受診するという方法もあります。美容整形外科では整形手術を行っているので、字形成外科に比べると治療費は高くなりますが、患者の要望に合わせた治療をしてくれるといったメリットもあります。

柔道耳にならないためのセルフケア

柔道耳は、見た目が気になるといった審美的な事だけではなく、日常生活にも影響を与えることがあるので、できるだけ予防することが望ましいでしょう。
耳に大きな刺激を受けて腫れてしまった場合は、すぐにアイシングをして冷やすことが大切です。冷やすことで血の分泌を防いで腫れにくくなります。
アイシングをせずに耳が大きく腫れてしまった場合は、耳鼻咽喉科を受診して、腫れに溜まった血や内用液を抜いてもらいましょう。血抜きをすることで、腫れが引きやすくなり、腫瘤になるのを防ぎます。
スポーツなどで耳に刺激が加わってしまう場合は、イヤーガードやヘッドギアを装着することもおすすめです。イヤーガードやヘッドギアは耳の圧迫や摩擦を防げるので、柔道耳の予防にとても効果的です。